なかには、見えていても邪魔にならない、あるいは美しく見えるラベルやロゴというのもある。ほとんどは外国製品、外国語でプリントされているものだ。インテリア雑誌のグラビアにも、マンションや住宅のモデルルーム・モデルハウスにも、ディスプレイ用の雑誌や食品などのパッケージにも、日本語表記のものはまず置かれていない。これは、日本の製品や雑誌のデザインが劣っているというよりは、日本語でプリントされたものがたくさんあると“情報過多”になって、インテリアそのものに集中できないからじゃないかと思う。
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文章を書いたり読んだりという作業には、日本語のBGMはとても邪魔になる。それと同じかもしれない。どちらにしても、自分の支配が及ぶエリアだけは、キライなものを置かない。そこでは、本当に気に入ったものを少しだけ持ち、それらを使い倒す。そんな暮らしを実現するためには、自分の好きなものとキライなものがハッキリしていなければならない。ものを買う際、もらう際、ものを家に入れる前に「これは本当に自分が好きなものか?」を何度も自分に聞こう。その繰り返しが、「自分基準」を育てていくのだと思う。